今年の5月にNebula for Windowsのβ版0.1.0がdiscordで公開されてから正式版がずっと待たれていました。
2023年12月中に最新版を出すよ(正式版とは言ってない)とアナウンスされていましたが、12月20日、0.7.0がリリースされました。
Nebula for Window V0.7.0 Released!
以前はdiscorにログインしないとダウンロードできませんでしたが、今回はGoogle Driveで公開されています。普通にリンク先をクリックするだけでブラウザでダウンロードできます。
Download link: Nebula_for_Windows-v0.7.0-84-Installer.exe – Google Drive
ということで早速手持ちのPCに入れてみました。
NEC Versa
細かいスペックは覚えていませんが、メモリは16GB、GPUはAMDの内蔵Radeonです。法人モデルとはいえ、エントリー~ミドルスペックなPCなので、あまり期待はできません。
まずはなにはともあれ、Nebula for Windowsをインストールします。
インストールが完了し、起動します。
このモデルのVersaはPD対応/Alt DP対応のUSB-Cポートが1つしかありません。なのでXreal Airを使おうとすると、バッテリー駆動になってしまいます。HDMIポートはついているのですが変換アダプターを持っていないので、まずはUSB-Cに接続します。
するとMacでは見慣れた、レイアウト選択画面が出ます。
一番使いたい3画面モードで試しました。ちゃんと3画面で起動します。スクショを取るとこんな感じで撮れるのですが、Xrealに映っているのは右下の曲がったディスプレイです(設定で少し曲げて配置した)。
なんの苦労もなく3画面が映ったのは感動でしたが、視線を動かす(=画面が動く)たびに画面が揺れるので実用上は厳しいかなぁという感じ。耐えられないこともないのですが、M1 Macのスムーズな3画面を知っていると比較にならない感じでした。
そこで「まともな」GPUを積んでいるROG Allyで試してみました。
起動はしたのですが、Xreal Airを接続しても3画面にはならず、シングルのままでした。画面にはNebulaの「Xreal Airを接続してください」という待機画面が出たままでした。
再起動もしましたが症状は同じでした。
0.1.0の頃にROG Allyで3画面出せている人もいたようなので、このあたりの個体差というか環境によって動作したりしなかったりという不安定さはまだ残っていますねぇ。
メインPCのデスクトップパソコンはRTX3070Tiを積んでいるので一番威力を発揮するとは思うのですが、DP AltモードのUSB-Cがないので(そもそもUSB-C端子がない)、やるならHDMI->USB-C変換アダプターを購入する必要があります。
公式のアダプターはアマゾンで9000円ぐらいするけど、今は互換製品もたくさん出ていて4,000円前後で買えるようです。
ただ、このPCはすでにリアルで3画面にしていて大変快適なので、わざわざXrealを使うメリットがないんですよねぇ。
内蔵GPUでさくっと動くか、ROG Allyでさくっと3画面になってくれたら助かるんですけどねぇ。
とりあえず入れてみた初日の動作報告でした。