リモワことリモートワークが定着してから、うちの会社も基本リモワになっていて、会議もほぼすべてオンラインです。
マイクは配信者に人気のあるらしいJBLのコンデンサーマイクを使っています。相手に聞いても、自分で録音して聞いてもwebカメラについているマイクとは音質が段違いに良いです。
ボクはリップノイズが多い方なのでポップガードもつけています。
普段はマイクを使わないために邪魔で横に置いているのですが、会議のたびに出してくるのがちょっと面倒でした。
マイク用のアームも持っているのですが、結構かさばって視界の外に追いやっても結構目立つし、横に置くスペースも結構厳しかったりします。
そこでロープロファイルのマイクアームを買いました。有名なのはElgatoですが、1万円超えで高いし、思ったほど低くないんですよね。
そこでこちらを買ってみました。
3,500円程度と高くないこと、そして根本部分の高さが9.5cmなのでモニターの下に通せます。
早速設置してみる
今メインで使っているモニターはinnocnの40インチウルトラワイドモニターです。
144Hz出て5万円ちょいのモニターとしては大変満足しているのですが、モニターアームにつけても重いので垂れてくるんですよね。それこそエルゴトロンのような高級アームだと大丈夫かもしれないのですが、低価格アームだと、この重量は支えきれないため、モニターの下に100均で買った木材を挟んでいます。
これでモニター下が10cmほどの空間になるため、ここにマイクアームを通したいと思っていました。
設置してみるとばっちりで、マイクを使わない時はモニターの外に簡単に追いやることができます。
そしていざ会議となったら、「くるっ」と回してきて、簡単に目の前にマイクを持ってくることができるようになりました。
このJBLのマイクは上面をタッチするとon/offを切り替えられ、しかも下のLEDが「Off : 赤」「On : 緑」と色が変わるので、ミュートの切り替えが分かりやすいです。
オンライン会議用マイクの設定など
今回のガジェットレビューとは話がそれますが、オンライン会議向けのソフトや設定などを紹介します。
まずはNVIDIA BROADCASTというソフト。GPU、グラフィックボードにnVIDIAを使っているPC限定になりますが、nVIDIAから素晴らしい配信用アプリが無料で配信されています。
ノイキャンが使えるところが利点なのですが、なにがすごいって声以外他の音がほぼ消えるんです。
なので、マイクをミュートにしていなくても、キーボードのタイピング音がほぼ消えます。
上の写真の通り、マイクのすぐ近くにマイクがあっても、このソフトを挟むだけで、ミュートしてなくても議事録を取るためにガンガンタイピングしても相手からは「キーボード?いや、聞こえませんよ」と言われるぐらい静かです。
ボクはG913TKLというメカニカルキーボードを使っていますが、それでも相手からはまったく聞こえないようです。これは自分でも事前に散々録音して試したので効果は実感してます。まじで「すげぇ」と感動すらします。
ただし、忘れてはならないのが、オンライン会議で使うソフトでマイクを「NVIDIA Broadcast」を選ぶことです。
仮想マイクのように動作するので、マイクとして設定することで初めてノイキャンが効きます。これを忘れてJBLマイクとか選んでしまうと相手にはキーボードの音がガシガシ聞こえてしまいます。
さて、イヤホンも大好きなメーカーのJBLですが、マイクの音も素晴らしいです。さらにいいのがJBLマイク向けにフリーソフトを配布してくれています。
JBL QUANTUM STREAMというソフトなのですが、いろんな設定をできます。
指向性も変更できます。
なによりイコライザーが便利。会議用だと話し声を強調して、低音をカットすることでかなり聞きやすい音質になります。標準で「CONFERENCE」というテンプレートが用意されていて、中音域以降をブーストしてくれます。男性なら、このテンプレを選ぶだけでかなり聞きやすい声にしてくれます。
ボクはそれをカスタマイズして、リップノイズが多い人なので高音をちょっと下げて、低音域も少し上げています。
まとめ
JBLのマイクとアプリ、nVIDIAのアプリのおかげで音質は大変満足できる環境でしたが、ここにロータイプのマイクアームを入れたことでさらに快適な環境になりました。