2023年も11月の後半から先行を含めてアマゾンのブラックフライデーを買いました。今年買ったものをご紹介します。
まずは買ったもの一覧です。金額にすると36,188円ほどの買い物でした。
CIO NovaPort DUO 65WD PD充電器
最近ガジェットが増えてPD充電器が足らなくなってきました。小型で65W出力できて、日本メーカーであるCIOのPD充電器を買いました。
PDとかモバイルバッテリーはCIO、Anker「以外」だと安いものもたくさん並んでいますが、バッテリー系は下手するとデバイスを壊す可能性があるので、信頼できるものを選びたいです。
USB C延長ケーブル
充電はUSB-Cのマグネットケーブルで統一しているのですが、若干短いのですよね。職場や客先で電源を借りる時机の上のノーパソまでケーブルが届かないことが結構あります。
そこでUSB-C延長ケーブルを1本用意しておくことにしました。こちらも個人的には大変信頼しているブランドのUGREENです。
今までケーブルやイヤホンなどUGREENの製品をたくさん買ってきましたが、一度も初期不良なし、今でも故障や断線した製品はありません。
ちなみにUGREENのこの延長ケーブルは今回2回目の購入です。
Nature Remo nanoスマートリモコン
赤外線リモコン機器をスマホから操作できるようにする、いわゆるスマート家電です。
この手のデバイスでは随分前からラトックシステムのRS-WFIREX3を使っていました。2018年に購入しているので5年使ってきました。
今でも性能や機能には問題ないのですが、ネットワーク設定がややこしいんですよね。
先日家のWiFiルーターを入れ替えたのですが、この際どうやっても新しいWiFiルーターへラトック製品は接続できませんでした。
ブラックフライデー開催中ということもありましたが、調べると3,000円ぐらいで本製品が買えるので、買い替えました。
USB-Cで電源供給して、ポンと設置。
アカウントを作って、アプリにログインし、リモコンを登録します。今回はエアコンと部屋の照明を登録しました。
デフォルトでボタンが登録されていて、問題なく動くのですが、
個人的によく使う照明モードを手動で登録します。
この製品がいいのは、別のスマホやタブレットにアプリを入れた時、すでに登録してあるアカウントでログインすると、登録済みのリモコンが反映されることです。
ラトックの製品も登録済みリモコンを新しいスマホへ渡せるのですが、若干面倒な手順でした。こちらはログインするだけで自動的に反映されるので手間いらずでした。
WINTEN 4TB SSD
家でフェレットを飼っていて、その動画を毎日たくさん撮っています。それを今までは6TBのHDDに保存し、いっぱいになれば買い替えというか買い足していました。
今回も6TB HDDがいっぱいになったので買い足しを考えている時にちょうどブラックフライデーが来ました。
ただ、最近のHDDは静かになったとはいえ、駆動音が時々気になるのと、DC電源が必要になる、このHDDのためにラズパイでSAMBAサーバを稼働させるのが電気代/作業の点で面倒になっていました。
そこでデスクトップPCにSSDを内蔵して、共有設定にすることでSSDに保存しようと目論みました。
さすがに値段はHDDより高いですが、現実的な4TBで2万円台の製品があったので買ってみました。マザボにSSDを差すスペースがもう空いていないので(2本差してる)、SATA接続タイプです。
中には製品本体とスペーサーが入っています。ただ、もともと3.5インチHDDの場所に設置するので、このスペーサーは小さすぎて使いません。
このPCはメーカー製で、もともと2TBのHDDが入っていました。使わないので外していたのですが、そこへ今回のSSDを設置します。
SATAの電源ケーブルとマザボからのケーブルを接続して3.5インチベイに設置します。スカスカ状態ですが、このケースを振り回すこともないし、かためのケーブル達で結構固定されているので、このままテープを貼ることもなく配置しました。
PCを起動すると、4TB SSDを認識していません(CとDドライブの1TB SSDはすでに使っているもの)。あれ?
ディスクの管理アプリで見るとディスクは認識しているけど、未割り当て状態でした。てっきりNTFSかexFATでフォーマットされていると思っていましたが、未フォーマットでした。
NTFSでフォーマットして、ボリュームを割り当てると無事エクスプローラーから見えました。
読み込み/書き込み速度を測ってみました。
まずメインのCドライブの1TB SSD。速いです。システムとゲーム用に使っています。
次にマザボに差している2枚目のDドライブ 1TB SSD。Cドライブほどではないけど、十分速いです。仕事や個人のファイル置き場として使っています。
今回買った4TB SSD。SATAなのでさすがに上記SSDよりは落ちますが、十分実用的な速度です。でもCドライブのSSDとは4倍ぐらい差が出てしまうんですね。
14GBほどある動画を保存したフォルダをコピーしてみました。38MB/s、ビットにすると300Mbpsぐらいの転送速度でした。速い!というほどではありませんが、実用的な速度です。
Webカメラ
仕事で使うWebカメラはちょっとお高めのロジクール製を使っています。今回安いフルHDカメラを探していたのは、ラズパイにつないで監視カメラとして使ってみたいと思ったからでした。
部屋の監視カメラとしてはスマホアプリとしてAlfredが有名です。使っていないスマホにアプリをインストールしてみたのですが、UIが使いにくくてよく分からないのと、外出先から見るにはログインIDが必要になり、外部ベンダーにIDとパスワードを登録するのはなぁと躊躇しました。
そこで2,000円もしない本製品を買ってみました。
左側にシールはがしがついているのでてっきり本体にフィルムが貼られていると思いましたが、そのままベリッとシールが剥がれるだけでした。なんで貼ってあったのだろう。
三脚穴が開いているのでミニ三脚をつけて設置し、ラズパイにUSB-Aで接続します。
カメラ自体はなにもしなくてもラズパイで認識しました。
監視カメラとして使うソフトはmjpg-streamerです。ラズパイでの構築説明記事は検索するとたくさん出てくるのですが、どれもいまいちうまく動かず、結構時間がかかりました。
最終的にはインストールしたディレクトリで下記の起動スクリプトを設置し、
#!/bin/sh export LD_LIBRARY_PATH="$(pwd)" # MJPG-Streamerの起動シェル # MJPG-Streamerの格納先ディレクトリ MJPG_DIR="/home/your_name/mjpg-streamer/mjpg-streamer-experimental" # USBカメラのデバイス名 DEV="/dev/video0" # カメラ設定 WIDTH=1920 HEIGHT=1080 RES="${WIDTH}x${HEIGHT}" FPS=30 QUALITY=8 PORT=8080 # カレントディレクトリ移動 cd $MJPG_DIR # 既に動いているプロセスがあればkillしておく pkill mjpg_streamer # カメラ種別ごとに実行コマンドを切り替える ./mjpg_streamer -i "./input_uvc.so -d $DEV -r $RES -f $FPS" -o "./output_http.so -w ./www -p $PORT -c ID:PASSWORD" exit 0
rootになって、/etc/systemd/system/mjpg-streamer.serviceとして登録します。
[Unit] Description=mjpeg-streamer After=network-online.target [Service] Type=simple KillMode=process Restart=always ExecStart=/home/your_name/mjpg-streamer/mjpg-streamer-experimental/webcam_start.sh [Install] WantedBy = multi-user.target
あとはsystemctlを使って自動起動設定したり、起動します。
するとブラウザでストリーム映像が見えるようになりました。
IDとパスワード登録して起動しているので、Basic認証がかかります。これで最低限の安心感で外からも確認できます。
2,000円を切るカメラなのに、映像は予想以上にきれいでした。外出先からの確認用webカメラとしては十分すぎる性能だと思います。
以上今年アマゾンのブラックフライデーで買った製品紹介とレビューでした!